5月病

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こんにちは。
大阪池田ペリオインプラントセンター院長の熊城です。

新年度がスタートして早くも1ヶ月が過ぎましたね。
5月と言えば、やはり5月病と言われる体の不調が心配になる季節ですよね。
皆さんお体の調子はいかがでしょうか?

今回は、意外と知られていない5月病と歯の関係についてお話させていただきます。

まずどうして5月病と言われる病に多くの人が陥ってしまうのか。
その原因について少しお話させていただきます。

新年度が始まると、新しい環境や新しい人間関係と慣れないことが増えてきます。
その新しい環境に馴染むように一生懸命になっていますが、実はその間のストレスは知らないうちに溜まっているものです。
特に入学・就職・転職等のタイミングの方は、気づかないうちに通常の人よりもストレスを受けているかもしれません。
そして、その怒涛のような1ヶ月を走り抜けるとゴールデンウィークが待っています。
長期休暇で身も心も休ませることで、溜まった疲れがどっと押し寄せてきます。
それと同時に、蓄積されたストレスと相まって体調を崩してしまう方が出てきてしまう
そうです。
このように5月病の原因の多くは、ストレスと疲労が多く関係しているのです。

そして、当然ながらこれらの原因が口内のトラブルに繋がる可能性があります。
患者さんから寄せられた相談で特に多い症状をいくつか紹介したいと思います。

■歯周病
この時期のご相談で意外と多いのが歯周病です。
疲れやストレスから体の抵抗力が低下していくとともに、唾液の分泌量も少なくなることで、歯の再石灰化や洗浄作用といった機能が低下してしまいます。
花粉症と歯の痛みについてでも触れましたが、対策として水分補給をしっかりするのと、適度な運動でお体の調子を整えることが大事です。

■歯ぎしり
次に多い相談が歯ぎしりです。
5月病は自律神経の乱れを引き起こします。
自律神経の乱れからストレスを感じ、睡眠時の歯ぎしりに繋がるケースが多いです。
歯ぎしりは知らないうちに、歯に相当な負担を掛けてしまうので歯並びに影響したり、噛み合わせが安定しなくなったりと、放置し続けると怖い症状です。
自分ではなかなか気づきにくいと思いますので、ご家族や自分以外の人から「歯ぎしりしてたよ」など言ってもらえた際は、寝る時に着用するマウスピースがありますので、歯をストレスから守ってあげるといいですね。

これらの症状に限らず、
早期発見のためにもまずは定期的に検診を受けることが大切です。
早期に発見できれば、治療期間や経済的な負担などでメリットが多くあります。

お口のトラブルなど少しでも気になることがありましたら
どうぞお気軽にご相談ください。